プログラムはじめるなら
どれが一番いいの?
どれが一番いいの?
私はプログラム開発の現場で仕事をして15年目になります。
VBからはじまりPerl,PHP,Javascript,Objective-C,C++,Swiftと様々なプログラム言語を学び仕事をしてきました。経験は少なくはないと思います。
その私がこの質問に答えます。
プログラム学習の入り口として「PHP」をおすすめします。
主な理由は
「かんたんなホームページ作成の延長で学べる」
「需要が最上位クラスでムダにならない」
「ネットで調べやすい」
「構文がゆるい」
「開発環境がラク。どこでもインストールされている」
からです。
ここでは「これからプログラムを学びたい初心者の方」向けにPHPをおすすめする理由をまとめました。
ホームページ作成の延長で考えやすい言語・PHP
ホームページ作成は比較的に簡単で独学で身に着けている方が多いです。
そのホームページ作成をすすめてくると
「入力データをメールで飛ばしたい!」
「掲示板のようなものを作りたい!」
などのデータを動的に扱ったり保存したりといった希望がでてきます。または気がつきます。
そして、それはHTMLではできないことを知ります。
ここがとてもポイントです。
PHPはこれらの問題を簡単なコード追加で解決することができます。
今まで書いてきたHTML、CSS周辺の知識(フォームなど)と合わせて動くため、PHPプログラムの役割や仕事がとても理解しやすいです。
プログラムとはどんな形でうごいて
どんな姿をしているのか?
ということがイメージしやすく学びやすいと思います。
はじめの段階ではわかりやすいホームページ制作と兼ねたコードやサンプルを動かすことをおすすめします。シンプルにホームページ制作のできることを増えていくといった考え方で勧めていく事ができます。
PHPだけの学習だと難しい印象になることも
PHP学習単体ですすめるものだと
◎オブジェクト思考とは〜
◎DBをつかって〜
◎WEBアプリケーションを〜
・・・・
といったプログラム開発の内容に触れていくレッスンもあります。
これらは初めてには難しいと思います。
たしかに重要な項目たちではあります。またエンジニアとして身を立てていくともなれば、一定の難しさを乗り越える根気は結局必要なるでしょう。
しかし、これらはあとから必要性を感じて理解する方法でも同じです。私達はその方が結果に早くたどりつくと思います。
「理解はあとからついてくる」
私はこの言葉に何度も救われました。動かしやすいところから動かして、あとからまわって行く形でも問題ありません。
需要が最上位クラス
PHPは全世界のWebサイトの80%以上で使用されており、Webエンジニアにとっては必要不可欠な技術といっても言い過ぎではありません。
求人数も国内2位となっています。
年収700万円以上の求人数は求人数トップのJavaの約2倍の5.9%となり、
年収を上げやすい言語、または案件単価を上げやすい言語であるといえます。
(参照:PHP市場動向より 2020/03)
実際の求人案件でPHPを調べてみてください。新規も運用でもかなりの数があります。
これは事業者にとってみれば人が取り合いになるほど、エンジニアは足りていません。
そういった言語であるPHPは、エンジニアでなくとも知っておくと有益です。
ネットで調べやすい
インターネット上に情報がたくさん共有されています。
入門サイトも多くあり、自分に合うものを選ぶことができます。
構文がゆるい
プログラムでは処理上のデータを入れる箱を「変数」といいます。この「変数」は入れるデータの種類を細かく定義しておくことがプログラムでは一般的です。
PHPはこのデータの種類を定義しなくても動かすことができます。細かく定義することなく実装でき、見た目もシンプルになります。
このゆるさは初心者時代は動きをすぐにエラーなく確認できるので自信になります。
PHPはあらかじめ初心者に簡単に扱えるように設計されているわけです。
開発環境がラク。どこでもインストールされている
私はレンタルサーバーを
・さくらのレンタルサーバ
・ロリポップ
・エックスサーバー
と3つ借りています。どれもすぐにPHPファイルをアップすれば実行できます。すぐさま学習をスタートすることができます。
最後にまとめ
◎PHPはあらかじめ初心者に扱えるように設計からされている!
◎理由が簡単なホームページ作成と組み合わせて学べるから役割がわかりやすい!
◎仕事案件が豊富。人が足りてない人気のプログラム言語!
◎ネットにかんたんに調べられる!
◎構文がゆるく、わかりやすい!
◎レンタルサーバーのどこでもインストールされいる!
以上です。ぜひPHPを気軽に取り組んでみてください。
私は開発以外でもPHPでアイデアをすぐ形にしたりと効率化する上で、役に立っています。
他の誰かの仕事の一助になれば幸いです。